2008年04月28日

第3回世界探検旅行 ベトナム10

vtn087.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
サイゴンで行われた軍隊のパレードと思われる写真。10点ほどあるが、戦車が写っているのは1枚だけ。フランスが統治していた時の軍隊は、ベトナム軍というのだろうか?この戦車や武器、装備はフランス軍の当時の最新のものなのだろうか?
菅野は各国の軍隊や警官の写真もよく撮っている。探検家だけではなく、軍事探偵という顔ももっていたためであろう。フィルムが出始めた大正時代に、各国軍隊の武器装備のなどの写真は、それが軍備を誇るパレードなどの写真でも、日本軍にとっては役にたつ情報だったのだろう。


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第3回世界探検旅行 ベトナム9

vtn122.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 ベトナムの写真はほとんどサイゴン市内の写真だが、数枚農村の写真がある。これは多分サイゴン郊外の農村を訪ねた時のものだろう。ベトナムに土地勘がないので推測するだけだが、メコンデルタの肥沃な土地柄、80年前のサイゴンでは、市内を出ると田園風景がひろがっていたのではないだろうか?菅野のサイゴン滞在はどのくらいか不明だが、一日郊外に出た日があったのだろう。もちろんサイゴン在住の日本人が案内にたったのだろう。この写真だけだとベトナムかどこか、80年前の日本の農村といわれてもわからない。菅野の隣2人、探検帽、ヘルメット?をかぶっている2人、は在サイゴンの日本人で、それなりの立場を築いた人たちだろう。左側の人は日本人ともベトナム人とも見えるが、ヘルメットのうちの一人のベトナム人の支配人的な立場のひとのように思える。
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2008年04月24日

第3回世界探検旅行 ベトナム8

vtn101.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
旧サイゴンの定食屋?上半身裸の男たちが寄り集まって、昼飯かお茶しているところだろうかか?テーブルの上にはレンゲらしいものが見える。写真を撮られるのに気が付いて2〜3人が振り返った瞬間。左下には男たちが使っているものだろうか、籠が写っている。市場に商品を運び終わった後といったところだろうか?右奥の棚には缶詰や酒のボトルらしきものが写っている。そして店の奥の鏡には撮影している菅野力夫自身が写っている。
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2008年04月19日

第3回世界探検旅行 ベトナム7

vtn104.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
露天の市場の様子。7〜8枚あるうちの1枚。野菜の露天商。売っているものは、ゴーヤ、ウリ、キノコ3種など。ウリの切ってあるものについている黒いのは種ではなくハエのようだ。その上の3つのかごにはキノコのようだが種類までは不明。ベトナムではキノコは常用されているものなのだろうか?
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2008年04月17日

第3回世界探検旅行 ベトナム6

vtn060.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
何の建物か不明。大きくGMCとあるが、その下にはGRANDS MAGASINS CHARNERと2階と3階の間に書いてある。ドームの模様とくるくるの飾り、この写真だとわかりにくいがドームの上の塔の屋根のそり具合。GMCをはさんでいる部分の形など外観のかたちがおもしろい建物だ。これはフランス風なのだろうか。そしてこの建物の前の道には線路がある。路面電車が走っていたのだろう。残念ながらべトナムの写真には電車が写っている写真はない。
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2008年04月16日

第3回世界探検旅行 ベトナム5

vtn045.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
現在もホーチミン最大のベンタイン市場。1919年にできた市場なので、開店6年目まだまだできたての頃のベンタイン市場の写真。現在、内部の店舗数は1500店以上あり、観光ポイントにもなっているが、この時はどんな店がどのくらいあったのだろうか?内部と思われる写真が一枚だけあり、あとは露天の市場の写真が数枚残っている。
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2008年04月10日

第3回世界探検旅行 ベトナム4

vtn021.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
旧サイゴンにあったと思われるギリシャ風の建物。フランスが建てたものだと思われるが、何故ギリシャ風なのか?それはさておき、何のために建てられた建物なのだろうか?国会議事堂とか、国を代表する建物のように思われる。旧サイゴンの袋にまぎれこんだもので、本当に旧サイゴンにあった建物だろうか?ベトナム戦争でなくなったものなのだろうか?
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2008年04月07日

第3回世界探検旅行 ベトナム3

vtn038.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 現市民劇場、旧オペラハウス。現在のベトナム、ホーチミンの写真などを見ると、人、バイク、車が多く、町中騒々しそうな感じだが、菅野写真の旧サイゴンの写真は、建物編を見る限りでは、東洋の巴里のような感じで、しっとり落ち着いたような街に見える写真が多い。
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2008年04月05日

第3回世界探検旅行 ベトナム2

vtn029.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 現ホーチミン人民委員会庁舎。聖マリア教会とならび、フランスの植民地時代を代表する建物。1901〜1908年にかけて建てられた。フランス領時代のコーチシナ政庁庁舎として建てられ、南ベトナム時代は、国会議事堂として使われていた。
 現在、観光スポットとなっていて、建物の前にはホー・チ・ミンの像があるが、大正14年1925年の時には建てられていない。
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2008年04月04日

第3回世界探検旅行 ベトナム1

vtn004.jpgvtn010.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
菅野力夫は、大正14年6月15日バンコックに上陸。バンコックから、旧サイゴン、香港を経由して8月に日本に帰国した。バンコックのネガは160枚、旧サイゴンの写真が140枚、香港のネガは30枚ほど残されている。
旧サイゴンの写真は、建物の写真が多い。菅野が訪れた時、フランス領インドシナとしてベトナム、カンボジア、ラオスは保護国、保護領となっていた。旧サイゴンは今もフランス時代の建物が残っている。菅野写真はフランスが建てた建物の写真が多い。ベトナム1は、とりあえず港の風景を。菅野はバンコックから旧サイゴンへ、東京の河内丸で来たようだ。
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2008年03月28日

第3回世界探検旅行 タイ10

tai01005.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 タイに入国前か、出航後かわからないが、船上の床屋。頭は坊主でトレードマークの鍾馗ヒゲ。手入れは大変だったと思う。菅野の世界探検の後援会事務所にも家を提供していた衆議院議員の佐々木照山が主催して、ヒゲコンクールを催したさい菅野力夫が優勝した。これは菅野資料の新聞の切り抜きにあったものだが、その切り抜きがどこにいったか探し出せない。見つけ次第ここの部分は訂正しておく。
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2008年03月24日

第3回世界探検旅行 タイ9

tai02007.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
バンコックの寺院の菅野力夫。この写真は菅野がセットして撮ったものか、あるいは同行の人がこの構図を決めたのか、多分前者と思う。この時代こういった写真を撮れる、ということはすごいことだと思う。世界探検旅行にカメラを持っていったのは、第3回のこの時が最初。2年8ヶ月にわたる大遠征だった。この間12000枚もの写真を撮った。第3回の終盤のタイ、この頃には完璧にカメラを使いこなしていたようだ。
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2008年03月21日

第3回世界探検旅行 タイ8

tai01070.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 タイの軍隊が休憩している写真。菅野力夫は軍事探偵でもあった。菅野写真には、各国の風俗、街の様子だけではなく、各国の軍隊、駅、鉄道、橋梁など写っている写真も数多い。大正から昭和初期に、各国の様子を言葉や文章だけでなく、写真があるということは、菅野の講演の時には、現在のスライド、パワーポイント以上の働きをしただろうし、当時の日本の軍にとっても貴重な情報だったと思われる。
第3回世界探検の時だけで、菅野は12000枚以上の写真を撮ったと絵葉書に書いてある。現在残っている第3回世界探検旅行のネガは3100枚。唯単に時間の経過と共に散逸しただけでなく、12000枚のうち何割かの写真、ネガは軍に提出していたということも考えられる。現在残っている5000枚の菅野写真のネガは、菅野自身の写っている写真が多い。自分の手元に残す写真、軍に提出する写真と分けていたという可能性もあるのではないだろうか。
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2008年03月19日

第3回世界探検旅行 タイ7

tai01142.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 バンコックの町の写真。1920年頃バンコックの町を走っていった路面電車と人力車。人力車は日本で明治の始めに発明され、またたくまにアジアに広まっていった。南アフリカ1で紹介したように、大正13年にはアフリカでも使われていた。人力車はアジアで根付いて、今もリキシャなどと呼ばれ、人から自転車に変わって使われている国もある。バンコックの路面電車に関しては詳細はわからないが、今ははしっていないようだ。バンコックでいつからいつまで路面電車が走っていたかは不明。
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2008年03月17日

第3回世界探検旅行 タイ6

tai01033.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 仏塔からのバンコックの眺め。タイのネガは袋に入って一まとめになっていて、メモ類は何も残っていない。唯一ジャワのアルバムの最後のページ(タイ1でアップしたページ)と絵葉書が5枚あり、その説明だけが写真の手がかりだ。タイ3の絵葉書の説明にワット・チェン(ワット・アルン)プラプラン高塔の建築美、高さ67m。塔上へ登れる世界探検家・菅野力夫とある。また仏塔の階段を下っていく写真もあり、ワット・チェン(ワット・アルン)の仏塔からのバンコックの眺めではないかと思える。しかしバンコック市内のほかの寺院にも仏塔があるので断定はできない。他の寺院の仏塔からの眺めだとしても、タイの首都として発展している現在のバンコックには高層ビルも建ち、寺院だけの写真だと、特に白黒写真だと90年前とそれほど変わらないだろうが、仏塔からの町並みは随分と変化が見れるのではないかと思いこの写真を選んだ。
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2008年03月15日

第3回世界探検旅行 タイ5

tai01013.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
タイの建築物の菅野写真は、現存するものは判別しやすいが、無くなったものだと特定するのが難しい。これはバンコック駅。英語表記だとHualampong(フアランポーン駅)タイ語表記だとクルンテープ駅となるそうだ。1920年代に完成。菅野がバンコックを訪れた時(1925、大正14年)は、できたばかりの頃だった。この時の鉄道の状況はどうだったのだろうか?バンコックからどこまで鉄道が行っていたのか?便数は?菅野は鉄道に乗ったのだろうか?乗ったのならどこまでいったのだろうか?
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2008年03月14日

第3回世界探検旅行 タイ4

tai03001.jpgtai-5.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 タイの旧国会議事堂、(アナンタ・サマコム宮殿、Anantha Samakhom Palace):タイでは珍しい近代西洋建築物。1915年にラーマ5世によって着工され、1915年ラーマ6世のときに完成。迎賓館としてつかわれていたが、1932年から国会議事堂となる。隣に新しい議事堂が出来たため再び迎賓館的に使われている。銅像はラーマ5世。
 菅野がバンコックを訪れた時は、竣工間もない時で、まだ国会議事堂にはなっていなかった。絵葉書には「日暹親善の主導者、暹羅国先帝陛下(ラーマ5世)の銅像、シャム国プラチナン、アンナンタサマーコム宮殿の美観、起工後10年の星霜を経て大正5年落成せる東洋第一の総大理石建築なり」と書いてある。
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2008年03月10日

第3回世界探検旅行 タイ3

tai-7.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 菅野絵葉書は100枚以上持っているが、タイの絵葉書は2種類しかもっていなかった。物置の中には、アルバム、ネガだけではなく絵葉書もあり、タイの絵葉書は6種あった。菅野力夫は、大正の初めから講演活動をはじめ、昭和30年代まで行っていた。大正から昭和初期が最盛期と思われるが、その場で絵葉書が販売された。その数は膨大なものになると思う。そのため平成の今でも、古書店、ネットで販売されている。その中でもタイのこれらの絵葉書は比較的遅く作られたものだと思う。
 ワット・アルンの仏塔。絵葉書にはワットチェンとあるが、今ではワット・アルンといわれ、三島由紀夫の小説で暁の寺のモデルになった寺院だ。
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2008年03月08日

第3回世界探検旅行 タイ2

tai01128.jpg3pc009.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
 タイにはおおよそ1ヶ月滞在したとおもわれるが、写真から判断するとバンコック以外にはいってないと思われる。絵葉書は説明文にあるようにワットポー寺院。涅槃仏で有名な寺だが、この絵葉書のネガ、そして涅槃仏のネガは残っていない。
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2008年03月03日

第3回世界探検旅行 タイ

alb10-86.jpg菅野力夫の第3回世界探検旅行
ジャワのバタビアから大正14年6月6日出航。シンガポール経由タイのバンコックへ6月15日上陸。8月に日本に帰国する。バンコックから、旧サイゴン、香港を経由して帰国した。残っている写真から、バンコックが長く、次旧サイゴンで、香港の写真は町並みがすこしあるだけなので、2〜3日の滞在程度だったのではないかと思う。この3つの街に関して記録がない。アルバムもなければ、ノートなどのメモなども残っていない。タイのネガは160枚、旧サイゴンの写真が140枚、香港のネガは30枚ほど残されているが、何が写っているのか特定が困難だ。とりあえず、写真の内容不明というものが今後あっても、順次判明しだい書き換えていくことにする。これはマレーのアルバムの最後のページ。
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